根っこのところにある、なかなか消えない思い。
「これでお金をもらっていいのか」 プロでもないのに他人様からお金をもらっていいのか。 専門学校をでたわけでもないし、カメラ関係の職場で働いていたわけでもないのに、カメラマンと名乗って仕事をしていいのか?? ・・・。 相手がその金額なら払う価値があると思ってくれていて、お互い合意の上なら、問題ないんじゃない? と、Aさんが言います。 いやいや、他人様からお金をとるんだったら、ハンパなことはできないよー。 もっとちゃんと勉強して、胸を張って「プロです!」と言えるくらいにならないと、それで仕事にしようなんて、ちょっと考えが甘いんじゃないのー?お遊びじゃないんだからさー。 と、Bさんが言います。 AさんもBさんも、どっちも私なんだけどね。 AB型だから? 自分の中であっちだこっちだ、ああだこうだとやりあってます。 分裂しています。 自問自答の日々の中、答えは・・・・ 出なかった。 疲れ切った# でも、どっちかに歩き出さないと、このままここに立ち止まってもいられないので。 いつもBさん的意見に押されて、踏み出せないで終わってしまう私。 そのことに気づいたので、今回はAさんになってみる! 甘いと言われるかもしれないけど、それはもう言われなくてもわかっているので、「主婦が片手間にやってる小遣い稼ぎ」と思われないように、がんばる! ボロは着てても心は錦で、がんばる!(意味違う?) カメラの勉強もするし、感性磨くし、イイナアンテナもっと伸ばしたいし、がんばる! 私ももう今年35になるし。 子育てが落ち着いてから、って言ってたら40すぎるし。 やりたいことがあって、細々とでもできるなら、今は、今できることを一生懸命、やる! 最初、「カメラがんばってみようと思うねん」と話した時に、応援してくれた友達がいる! モニターさんで、初めてお会いしたのに、気に入って「全部買います」と言ってくれた人もいる! がんばれる! がんばる! 今後、もっと「やりたい」「やってみたい」という気持ちが加速して、カメラ関係の職場で働くようになったら、もっといろんなこと勉強できて、同じものに興味を持つ人達とのつながりもできて、もっとキラキラした世界が見えるかもしれない。 でも今は、一番大事にしたいのは、子供と、家族と、過ごす時間なので。 ここの優先順位をはっきりさせておかないと、また私、分裂してしまうので。 カメラがんばりたい自分と、母としての自分が、お互いブレーキかけあって、苦しくなるので。 20年くらい前にこういう気持ちがあったら、専門学校行って、その関係の職場で働いて、胸をはってカメラのお仕事してたかもね。 でもその時はその時で他にしたいことがあったし、それは間違ってなかったと思うし。 それにそもそもこんなに写真に重きをおくようになったのはこどものおかげだから、20年前に戻ったとしても、きっとカメラの道には進んでないな。 なんか、仕事として、お金をもらうには、「プロ」でなけらばならないという思い込みがあって。 でも、「プロ」って資格や免状があるものじゃないから、明確にそれを目指すことができなくて。 「人から『プロ』と呼ばれること」は、余計、あいまいで。 でもでも、「ダカフェ日記」のパパや、ゆるかわ写真のきょん♪さんは、すごーーーくステキな写真を撮るし、ファンも多いけど、「プロ」ではない、というし。 なんか私、そこにこだわらなくていいか、と、やっと思えるようになりました。 「さすがプロ」じゃなくても、「いい写真とるね」とか「あなたにまた撮ってほしい」と言われたい。 「プロ」にこだわってたら、自分のやりたいことからだんだん違う方へ流されていくんじゃないかという予感もあって。 だって「プロ」とつくからには「プロはこうあるべき」「プロなんだから〇〇でしょ」っていう概念が絶対ついてくるもん。 「プロのくせに」とか。 そういう概念から自由になりたい。 あぁ~~ ・・・ただの甘え&わがままにも思えてきたけど。 う~~~ん。 私はプロじゃない。 でも、写真を撮ることは好きだし、それで人を幸せにできたらいいなぁ、と、思う。 せっかく私なりに勉強して、機材もある程度揃えて、この私の持っているもので何かできることがあるなら、したいと思う。 そして、その「自分にできること」の範囲を、もっと広げて、もっと大きな自分になりたい。 気持ちよくお仕事をして、気持ちよくお金ももらいたい。 甘いかなぁ。 甘いんだろうね。 うん。 まぁでも、これが私。 そりゃぁ頭も凝るでしょー? 頭マッサージしてもらったらめっちゃ気持ちよかったもーーーん。 あぁなんか、うだうだ考えてたの、書いたらスッキリした。 さぁ。 行くぞ!
by photo-mariko
| 2012-07-07 17:37
| 思うこと
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